2013年11月15日金曜日

賃貸アパート マンションの構造

これから賃貸を始める方も、現在入居している方もこのブログをご覧頂いているかもしれません。

構造による基本性能は物件によって大きくことなるので、今回は構造についてご説明致します。

木造住宅
言わずと知れた木を基本構造に置いた建築物です。おそらく日本国内でもっとも多い構造だと考えられます。
アパートにおいても同様で、概ね2階建てまでの物件であればほとんどが木造です。

木造のメリットとしては
材質が水分の調整を行う事ができます。
湿気が多ければ吸収し、乾燥していれば湿気を出す。
もちろん限度はありますので、梅雨の時期にジメジメするのはいたしかたないですよね。

しかし、消音性能が低いと言われておりますが近年の飛躍的な住宅性能向上に伴い、
それもかなり改善されております。

しかし、私たちが部屋を探す時にはどれだけの消音効果があるのかは不透明です。

簡単な判断材料としては、
・2000年以降の完成物件
・大手住宅メーカー建築であれば2010年以降の物件が望ましい
・外壁がタイル調であればその他設備も比較的高価なものが使用されているケースが多い
・サイディング調もまあまあ良し

上記となります。

住宅建材はピンキリありますが、アパート用の部材より戸建て用部材の性能が高いことが多く
価格も高価です。

もし、良い物件に入居したい場合はやっぱり築浅に限ります。

木造と似ているのが、鉄骨構造です。

消音性能も上記とほぼ同様のケースが多いです。

都市部で多いRC構造はどうでしょうか?
鉄筋コンクリートと言われる構造ですが、高層マンションのイメージですよね。

おおむね4階建て以上の物件がほとんどで、界壁の消音性能は昔からとても良く、古い物件も
隣との音に悩まされることは少ないでしょう。

しかし、古い物件であると天井高が低いことや上下階の遮音性に難ありの場合が多く、
特に単身向けの築20年以上物件はあまりオススメ出来ません。

湿気がたまりやすく換気性能が悪い。ここ10年以内の物件と比べてかなり劣ります。

気密性が高いゆえに、窓や水回りの老化が早く建物から不快な風音があればずーっとそれと
付き合っていかねばなりません。

入居してからじゃないと気付かないことですよね。

特にRC構造は物件密集地にありますので、遮音性以外のメリットは少ないかもしれません。

わたしは、立地がいい木造住宅で、築浅のものが最も住みやすい環境にあると思っております。

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自己紹介

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10年以上レオパレスの賃貸事業部で勤務しており管理職経験もあります。エリアは東日本の広範囲でしたが、レオパレスは全国の基本ルールが同じです。色々な不安解決になればと思っております。