「レオパレスって壁薄いんでしょー」
勤めている時は何度も耳にしたお客様の声です。
ネットで見てみると、
「ティッシュをとる音が聞こえてくる」
「3部屋となりの談笑が聞こえる」
「地震かと思ったら、隣のクローゼット閉めた音」
などなどビックリするような内容が記載されております。
実際はどうなのかご説明しますね。
わたし自身も現在レオパレスの木造に入居しておりますが、はっきり言うと・・・
音は聞こえますね。
ただ、それが騒音だったりするかと言えばそうでもなく、自分が寝る間際や静かにしている時には気になるかもしれません。
テレビやオーディオなど、多少なりとも自分の部屋で音が発生していれば近隣の生活音はそこまで気になりません。
通常の一般住宅での騒音レベルとレオパレスの消音効果を比べると、レオパレスの方がいいと思います。
建築図面と設備内容を見ると、一般の木造住宅では石膏ボード1枚貼りに対しレオパレスは2重張り。
貼り合わせの際の隙間を塞ぐので、2重ばりです。
壁は100ミリのグラスウールを使用。通常外壁に多く用いられる素材で断熱・消音効果があります。
木造の場合は上記ですが、鉄骨もグラスウールに準じた素材が利用されており、音は半分以下になっております。
1kが主流のレオパレスですと、音が壁に伝わる距離も短く、部屋の空間が限られている為複数人で談笑しているとほぼ聞こえます。
それは他のアパートも同様で、場合によってはもっとうるさいかもしれませんね。
洗濯やトイレ排水音は、配管の設置構造から見て、最も居室から遠い場所を通ることになりますのでほとんど気にならないです。
上下の音に関してはシステム天井を採用している物件がほとんどで、5重の構造になっていますのでコンクリート以上の消音性です。
もし、騒音があってもレオパレスサービスセンターに苦情を入れると早急に対応・処置してくれるでしょう。
それでも改善しない場合は、入居者の方のモラルの問題が大きので気にならなくなるまでは、長期化することが予想されます。
鉄筋コンクリートは、上下の足音は聞こえますが壁に対する防音性はアパート比でグンを抜いて良いです。
絶対に音のことを気にしたくない方は、家賃を高く払ってでもコンクリート物件への入居をおすすめします。(築20年以上のコンクリート物件は除きます)
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